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カフェインと睡眠時間
睡眠は健康における重要な要素です。個人差、年齢差はありますが、健康な成人では一晩当たり7~9時間の睡眠が必要です。さて、睡眠に影響を与える物質としてカフェインがあります。カフェインは疲労感や眠気の知覚を低下させる精神刺激剤であり、コーヒー等に含有しています。睡眠時間の減少はカフェイン摂取量と飲む時間に依存し、紅茶1杯(250ミリリットル中にカフェイン含有量47ミリグラム)飲む程度では何時に摂取しても影響はないですが、就寝時刻の8.8時間前より後にコーヒーを1杯(250ミリリットル中にカフェイン含有量100ミリグラム)飲むと睡眠時間が減少するという研究結果が出ています。
良好な睡眠を得るためには薬物治療だけではなく、生活習慣の見直しが非常に重要です。カフェイン摂取は一例ですが、睡眠に影響を与える要素は他にも薬剤、飲酒、寝具など、多種存在します。不眠で長くお困りでしたら、専門機関に一度ご相談してみてはいかがでしょうか。
医師 鈴木 富有
