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解離性障害について①

私たちは皆、自分の心の存在を実感しています。心とは「人間の体の中に宿り、意志や感情など精神活動のもとになるもの。精神の働きそのものや、その表れ、それをつかさどる場所」などとされます。

心は目に見えず、直接触れることができないものですが、私たちはその存在が当然のように認めており、哲学者デカルトの有名な言葉「われ思う、故にわれあり」も、私たちが考えたり感じたりする意識や心の存在は、疑いようがないという主張です。

私たちの心は四つの性質を持っています。それは、能動性、単一性、同一性、自他の区別の四つです。能動性は「自分が」考えているという性質、単一性は心と感じられるものは一つだということ、同一性は時間が経過しても同じ「自分」だという性質、自他の区別は文字通り自分の心とそれ以外のものの区別があるということです。

これらの性質が損なわれると、解離性障害といわれる状態となります。

次回はその内容について説明します。

院長 岡田 和史

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