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漢方薬にも副作用がある!?
ドラッグストアなどでも購入できる漢方薬。さまざまな表記で適応疾患を記載していますが、漢方薬にも副作用があることを知ってもらうと、より安全に服用できます。本来、漢方薬は同じ症状の人でも、実証や虚証など、その人の体質によって使われる薬が異なります。そして、複数の生薬から作られているので、場合によっては重大な副作用が出ることがあります。
大黄は、防風通聖散や便秘を改善する漢方薬に含まれ、虚弱体質の人では、腹痛や下痢を起こします。子宮収縮作用があり、妊婦さんは使用しない方がいい生薬です。甘草は、葛根湯、抑肝散、芍薬甘草湯など、さまざまな漢方薬に含まれます。偽アルドステロン症は有名な副作用で、脱力感や筋肉痛、手足の痙攣・麻痺などを起こす低カリウム血症や、血圧上昇、浮腫、のぼせなどの症状が出ることがあります。利尿剤との併用や複数漢方薬を飲む時には注意が必要です。医師や薬剤師、登録販売者に相談してより安全に服用しましょう。
薬剤師 武田 早苗
