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集団について考える~みんなといること~
みんなといるってどういうことだろう? 引きこもっていなくて、行く所がある、そこに家族以外の3人以
上の人たちがいる、職場や趣味の集まり、信仰の場など無数のものがあり、運営者や活動目標もさまざま。そんな場所を見つけるのは、もしかしたら難しいのかもしれません。学校教育の延長で就職したり、やりたいことを習う場所があれば、それもうれしいことです。
知らないみんなに出会うため、あいさつに始まりコミュニケーション能力や自己表現が必要です。むしろ、集団の中で役割を持つと、その役割が自分の性格のようになる場合もあります。適応の仕方で個性が現れ、引き付け合う仲間がサブグループをつくります。どこにも属せず孤立したり、仲間と認めてもらえないことがあるかもしれません。引きこもっていた方が安心という方もいるでしょう。
精神科医師は、1人でいること、2人でいること、みんなといることの難しさと味わいを外来で話題にし
ている気がします。
精神保健指定医 弘井 正
