その他
精神科訪問看護について①
精神科訪問看護とは、精神疾患で通院しながら治療を受けられている方(以下、利用者)のご自宅やグループホームなどに看護師、作業療法士などが訪問し、利用者の病状や生活上の悩みについて相談に乗ったり必要な援助を行ったりすることです。その援助には、日常生活のこまごました問題から、対人関係、症状のコントロールまで、多岐にわたっています。生活の中で生じている困り事に対する具体的な、より目に見える形の関わりが求められ、この具体的な関わりを通じて訪問看護スタッフは利用者に安心感を届け、家族などの周囲の人々とのつながりを持ちながら地域で生活していけるように利用者を支えて
いくことを目指しています。
訪問にかかる費用は、医療の自己負担を軽減できる「自立支援医療制度」もあります。精神科訪問看護は、精神科を担当する医師からの指示を受けて始まります。訪問看護を受けてみたい方はかかりつけの
病院や診療所にお尋ねください。
訪問看護ステーションうみべ 所長 成岡 千鶴
